トリジェネレーション

電気と熱(蒸気と温水)に加えて、エンジンの排ガスまでも利用しようというのがトリジェネレーションです。(熱源の電+熱+二酸化炭素と排出されるだけの二酸化炭素まで使ってエネルギーを供給するシステムのこと)従来の「コージェネレーション(co-generation:熱併給発電)」の電気・排熱に加えて、二酸化炭素(CO2)の3要素(トリ)に由来する造語になります。
トリジェネレーションシステムは、花卉栽培が盛んな日照量の少ないオランダやデンマーク等で実用化されている技術、寒冷地・冬季における農業経営の合理化、高収益化、環境改善を目的としています。

工業用トリジェネレーションは、繊維工場やセメント工場などから排出されるアルカリ排水をコージェネレーションの排ガスに含まれるCO2を利用して中和するものです。現在、繊維工場で行なっているフィールドテストでは、CO2の排出量を削減すると同時に、中和剤として用いていた硫酸を大幅に削減できることが実証されています。

農業用トリジェネレーションは発電電力を照明や換気ファン、ポンプ等の動力に、エンジン廃熱を冬は温水、夏は冷水に変換して、温室内または地中の冷暖房に利用するとともに、コジェネレーションの排ガスに含まれるCO2を植物の光合成促進に利用して、収穫量を高めようとするもので、現在バラ土耕栽培温室とチマサンチユ(チシャの一種)水耕栽培温室で実証テストを実施しています。

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